2018年の終わり
昨日、2018年の営業を終えました。
今年は”始まりの場所”から移しました。
この白山町でお店を続けることを望み、一歩を踏み出させて頂けたことは、ご近所の皆様のご理解と日頃よりお越し頂いております皆様、遠方など来れずとも気にかけて頂いております皆様、友人知人、親戚、家族の支えであり、日々実感が増しています。
いつもいつも本当にありがとうございます。
移転というものが僕たちにとって、とても大きな出来事でした。
迷い、定まらない日々でしたが、変わらずお越し頂きました皆様の笑顔やお言葉にたくさん支えて頂きました。
新しくお越し頂く方も多かったように感じており、新たな出会いもたくさん頂き、感謝しかありません。
移転後、本当にたくさんのことを考え、想いました。
その中でも一番大切なこと。
僕たちのコーヒー豆とスコーンはみなさんの”大切な場所、大切な時間、大切な人。”の中に寄り添わせて頂けたのだろうか。
僕にとってコーヒーは家族が集まる時間にあったもの。
僕にとってスコーンははるちゃんとの思い出を蘇らせてくれるもの。
みなさんのそれぞれの”HOME”。
そこにお邪魔させて頂けることが僕たちの想いです。
そして、少しでもみなさんの”HOME”をより良くするキッカケになれていたらと思っています。
一方で、何かのキッカケになることを望んでいることは図々しいことだとだなとも思っています。
実際は皆さんから家、暮らし、家族についてたくさん学ばせて頂いてばかりで、力不足を痛感しています。
この場所を、この場所に来ることを、僕たちのことを大切に思って頂ける。
こんな僕たちにも直接のお言葉、コメント、メッセージを頂き、その様に思って頂けていることは素直に嬉しく、幸せです。
ただ、その様に思って頂ける店になるためではなく、みなさんの”HOME”にご一緒させて頂ける一つになれる様、努めます。
僕たちにできること、できていることは少ないですが、これからも白山町で夫婦・家族・仲間とコーヒー豆とスコーンを焼き続けます。
2018年、すべての方々に感謝申し上げます。
よいお年をお迎えください。
“大切な場所、大切な時間、大切な人。”
Home coffee roaster
構司啓太 遥香